ピアノの音色
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ピアノの音色が心地よい。門外漢の私は曲名はわからないが、お隣さんから聞こえてくる音色にいつも癒されていた。
ある日、お隣さんとばったり会う。挨拶などの軽い世間話のあとに、私は「ピアノ、良いですね。いつも癒されていますよ。」と何気なく言うと、お隣さんは怪訝な顔で「ピアノ?」
私は「ピアノを、いつも弾いてらっしゃるでしょ?」
お隣「はあ?」
私「ああ。CDか何かですか?てっきり弾いておられるのかと。」
お隣「さっきから何を言ってるのか。さっぱり。」
私「ピアノの音色が・・・」
お隣「私は音楽はあまり聞きませんが。」
私「えっ?」
じゃあ、いつも聞こえる、あの悲しくも美しいピアノの音色は何なのだろう。
ある日、お隣さんとばったり会う。挨拶などの軽い世間話のあとに、私は「ピアノ、良いですね。いつも癒されていますよ。」と何気なく言うと、お隣さんは怪訝な顔で「ピアノ?」
私は「ピアノを、いつも弾いてらっしゃるでしょ?」
お隣「はあ?」
私「ああ。CDか何かですか?てっきり弾いておられるのかと。」
お隣「さっきから何を言ってるのか。さっぱり。」
私「ピアノの音色が・・・」
お隣「私は音楽はあまり聞きませんが。」
私「えっ?」
じゃあ、いつも聞こえる、あの悲しくも美しいピアノの音色は何なのだろう。
ファンタジー
公開:22/12/02 13:58
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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