冷凍庫マン
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アイスクリーム「溶けちゃう。早く、食べておくれ。早く!」
常温男「さて、どうしようか。」
アイス「早く、早く。」
男「どうしようかな。そんなに私に食べて欲しいのか?」
アイス「溶けてしまったら私が無くなってしまう。物理的にも、存在価値も。そんなのはプライドが許さない。」
男「ハハハッ。アイスにも、プライドがあるのだな。」
アイス「だから、早く食べてくれ。アイスとしての存在を全うさせてくれ。」
男「ハハハッ。残念だ。私はアイスが嫌いだ。」
アイス「そ、そんなっ。」
男「すまんな。まあ、そういう事だ。諦めて溶けるのを待っておるんだな。」
冷凍庫マン「待てぃ!常温男!アイスが溶けてしまうではないか?食べないなら冷凍庫に入れろ!」
男「出たな!!冷凍庫マン!待っていたぞ。今日こそ、決着をつけるぞ!」
冷凍庫マン「望むところだ!」
テレビを観ている息子。
私「これ面白いの?」
息子「まあまあ。」
常温男「さて、どうしようか。」
アイス「早く、早く。」
男「どうしようかな。そんなに私に食べて欲しいのか?」
アイス「溶けてしまったら私が無くなってしまう。物理的にも、存在価値も。そんなのはプライドが許さない。」
男「ハハハッ。アイスにも、プライドがあるのだな。」
アイス「だから、早く食べてくれ。アイスとしての存在を全うさせてくれ。」
男「ハハハッ。残念だ。私はアイスが嫌いだ。」
アイス「そ、そんなっ。」
男「すまんな。まあ、そういう事だ。諦めて溶けるのを待っておるんだな。」
冷凍庫マン「待てぃ!常温男!アイスが溶けてしまうではないか?食べないなら冷凍庫に入れろ!」
男「出たな!!冷凍庫マン!待っていたぞ。今日こそ、決着をつけるぞ!」
冷凍庫マン「望むところだ!」
テレビを観ている息子。
私「これ面白いの?」
息子「まあまあ。」
ファンタジー
公開:22/11/28 16:09
ログインできなくなったので新たなアカウントで再始動。
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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