貪欲テレパシー

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カミングアウトする。実は私には、超能力がある。何の能力かというとテレパシーだ。ただし普通のテレパシーとは少し違う。それは、相手の貪欲さが分かるというテレパシーなのだ。つまり……相手の欲しい物が手に取るように分かるということだ。
「神様ー!!こんな能力いらないよー!!普通のテレパシー頂戴よー!!」
私は貪欲に普通のテレパシー能力を欲した。しかし神様は、与えてくれなかった。
「ねえ、これで何すればいいの?こんなのでどうすればいいの?」
神頼みをするため、神社に来た私は、お坊さんに相談した。
「神様がお与えになった力きっと意味があるのでしょう。それは世の為、人の為になる力。貪欲を求めている人の為に使いなさい」
そう言われ、私は事務員から営業マンに転職した。するとメキメキと力を発揮し、バリバリのキャリアウーマンへと上りつめた。
「もっと、もっとよ。もっと上にいくわ」
私もどうやら貪欲らしい。
公開:22/11/29 09:17

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1000作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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