心くすぐる香り

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秋の長雨が明け、やっとからっと晴れた秋晴れの今日、布団を干した。
しっかりと太陽の光を吸収した布団はふかふかで、まだ夕方にも拘らずもう寝てしまいたいくらいだ。
…いかんいかん。それは夜の楽しみに取っておかなければ…
と、我慢する私の横を愛猫が通り過ぎる。そして、無遠慮に布団にごろんと寝転がるとお腹を天井に向け、気持ちよさそうに眠り始めた。
なんか悔しくて、つい愛猫のお腹に顔を埋める。
あっ…ここにもお日様の香りが…と幸せを感じていると愛猫に思いっきり顔を引っかかれた。
その上、愛猫の毛が鼻の中に入ってしまったみたいで、凄くムズムズする。
私はただ、心くすぐる香りを楽しみたかっただけなのにその代償として鼻の奥をくすぐられるとは…へくしょん!
その日の夜、布団のふかふかさは味わえたが、お日様のニオイは鼻が詰まって分からなかった。
公開:22/11/22 20:45

幸運な野良猫

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