最年少サラリーマン

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彼は飛び級する程の天才児だった。僅か7歳で大学を卒業した紛れもない天才だった。そんな彼は大学卒業後、何になりたいか尋ねると彼はこう答えた。
「最年少サラリーマンになりたい」
なぜサラリーマンに?
「どんなサラリーマンになりたいの?」
「平凡なサラリーマン」
どう考えても彼は、エリートコースを歩む人間だ。しかしそんな彼の望みは、想像とまるで違った。こうして最年少サラリーマンが誕生した。
「仕事して終わったら同僚と一緒に酒を飲みながらつまみを食べる。最高だと思わないかい?これこそ幸福な人生だよ」
「もっと良い人生を歩めただろう。なぜそれを捨てるんだ」
「前世の記憶があるんだ。前世でも飛び級したエリートだったんだ。その人生に嫌気がさしてさ。普通の生活を送りたかったんだ」
そう答える彼は、とりあえずビール!と言うが、未成年だから酒を飲む事はできない。
「ははっ!早すぎた」
彼は笑って言う。
公開:22/11/22 07:54

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1000作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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ブラウン・シュガー
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