僕は恋と認めない
4
1
秋は恋愛の秋だなんて言う人がいるがそれは当然だ。なぜなら秋に恋をしたくなるのは、遺伝子レベルで決まっているからだ。全ての生物というのは、食料や気候の面から見て、最も安全に子供を産める秋に合わせて発情するようにできているんだ。だから恋人が欲しいなら秋に告白すると成功する確率が上がる。恋愛系ホルモンの分泌量は、秋が最も活発になる。僕のような遺伝子研究をしている人間にとって、それは至って常識的な知識だ。言っておくが、僕はそんなにチョロくない。恋なんて脳の錯覚だ。それを頭の隅で理解している僕が恋に落ちる事なんてありはしない。
「いつもありがとうございます」
そのたった一言だった。コンビニの店員に、どうしてこんなに胸がざわめくというのだろう。ああ、そうか。これが恋。いや、認めない。脳の錯覚だ。僕は認めない。認めないぞ。君の事が大好きだ。なんで僕は、わざわざ家から一時間もかけて来てしまう。非効率的だ。
「いつもありがとうございます」
そのたった一言だった。コンビニの店員に、どうしてこんなに胸がざわめくというのだろう。ああ、そうか。これが恋。いや、認めない。脳の錯覚だ。僕は認めない。認めないぞ。君の事が大好きだ。なんで僕は、わざわざ家から一時間もかけて来てしまう。非効率的だ。
公開:22/11/18 21:15
カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu
・SSG投稿作品1500作品突破
・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c
・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。
https://youtu.be/frouU2nCPYI
・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過
〇サウンドノベルゲーム版作品(無料プレイ可)
ブラウン・シュガー
https://novelchan.novelsphere.jp/38739/
ログインするとコメントを投稿できます
富本アキユ