お金の切れ目が命の切れ目

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義家族がまた金の無心にやってきた。前に貸した金も返してもらっていないのに、よくもまあ来れたものだ。
「家族は助け合うものだろう」だって?…分かりました。その代わり私からも条件があります。
貴方達の寿命を貸して下さい。その寿命に見合った金額を貸しましょう。
私の提案に義家族は「1年につき十万円だ」なんて吹っ掛けてきた。
渋々ではあるが、それを了承した。
私は義家族一人一人に百万円を手渡す。義家族一人一人から10年分の寿命を貸してもらった。
すると義家族。突然胸を押さえ苦しみ出した。
寿命切れだ。私はそれを黙って見つめる。
やがて義家族は全員が事切れた。私は義家族の遺体から貸した金を回収する。
前に貸した金は戻ってこないがさっき借りた寿命を借りパクする事が出来た。良しとしよう。
私は手に入れた数十年分の寿命を手に病院に行く。
老い先短い老人に「千円で寿命を1日伸ばして差し上げますよ」と囁いた。
公開:22/11/17 21:13

幸運な野良猫

yahoo!サーバーに問題が発生したらしく2022年9月1日より2週間入れなかったので新規にアカウント取得。
半年以上毎日Yahoo!IDでログインを試みるも、現在進行形でログインできない状態です。#EY003って何だ?
運営に報告するも、ずっと無視されております。自動応答メールだけが返ってくる…1年経過で、もう諦めた…

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