政治の本音化

政治家の失言問題が多い。考え方を変えようとなった。
物をはっきり言える頼もしい人、ユーモアのセンスのある人と捉えようとなった。
政治家なんて腰を低くしている時は、テレビに出ている時だけである。普段の態度は横柄なものである。官僚の操り人形で、責任だけは被せられるという屈折した思いがあるのかもしれない。とにかく忌憚なく話してもらおうとなった。
お前ら国民はバカで目先のことしか考えてないからおれたちも苦労するのだ。もっと大局に立って物を考えろ、などと言うようになった。
国民は不快に思いながらも、そうだな私たちも積極的に政治に参加すべきだなと思った。
以前よりずっと砕けた口調で政治家たちも話してくれるようになったから、内実がわかりやすくなった。
建前を言わなくてよくなったから、市民も政治に参加しやすくなった。
しかし個人の投資家などが世を動かしている面もあるから、そんなに社会は変わらなかった。