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 好きな人がいる。どうしようも無く綺麗で、どうしようもなく人から愛される人。
 美しさとは、容姿だけで決められるものではない。その人は内面が、宝石のように、月のように、太陽のように美しい。
燦々と降り注ぐその眩さも、優しく照らす明かりも、宝箱の中のような瞬きも、容姿だけでなく、内面からも溢れ出る。こんな人が愛されないわけがない。
あなたは愛されるために生まれてきた。愛されて欲しい。只ひたすら、愛に満ちた人生を。
目尻にたんと皺の出来る人生を送り、大切な人に囲まれて、あなたは呼吸を止めて欲しい。最後の鼓膜に届くのは「ありがとう」。その言葉を贐にあなたは旅立つべきなのだ。 美しい人の美しい絶息。
きっと、最期の呼吸すらも美しい、あなたの寝顔、煌めく生涯。
其処に私など介在しなくて良い。ただ、只、貴方はその輝きだけを消さず、愛され、慈しまれ、生きて、終わればいいのだ。
祈るように、願う。
その他
公開:22/11/06 03:35

街角ニューカペナ( 東京 )

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