選択
2
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オレは選択を迫られていた。究極の二択。このまま進むべきか。戻るべきか。これ以上進んだら、もう引き返せない。行くところまで行くしかない。多分、落ちるところまで落ちるだろう。いや、確実に落ちる。それくらいオレにだってわかる。でも今ならまだ、踏みとどまれる。オレは脳をフル回転させて必死に考えた。タイムリミットは刻々と迫っていた。さあ、どうするオレ?!
彼女「で?それで、結局どうなったの?」
オレ「進む決断をしたんだ。」
彼女「それで?」
オレ「もう、決死の覚悟で飛び降りたのさ。そしたら楽しくて楽しくて。なんか人生観変わったって感じ?だから、お前もバンジージャンプやった方が良いよ。」
彼女「へぇ~。」
彼女「で?それで、結局どうなったの?」
オレ「進む決断をしたんだ。」
彼女「それで?」
オレ「もう、決死の覚悟で飛び降りたのさ。そしたら楽しくて楽しくて。なんか人生観変わったって感じ?だから、お前もバンジージャンプやった方が良いよ。」
彼女「へぇ~。」
ミステリー・推理
公開:22/10/29 13:43
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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