声
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私「ところでさっきから聞こえる、この声は何です?」
店主「声?」
私「ほら、今も。助けてって。女性の声で。」
店主「はあ?なに言ってんの?」
私「いやいやいや。さっきからずっと。」
店主「しないよ。そんな声。」
私「変だよ。あんた。」
店主「変なのはあなたの方です。突然、変な事を言い出して。迷惑ですよ。ほら、あなたのせいで他の客みんな怖がってんじゃない。どうしてくれんの。」
私「客?客なんていないじゃないですか。八つ当たりてすか?何なんです!」
店主「はあ?いつも大繁盛ですよ。ほら、あなたのせいで、皆帰っちゃうじゃないか。」
おかしな事を言う。私はこの喫茶店の前をたまたま通った。ボロボロの外装。営業などしてないと思ったら営業中の看板が。怖いもの見たさで入店したのだ。勿論、店内もボロボロ。客も1人もいない。この店主は何を言っているのだろう。しかも何故だか分からないけど、さっきから肩が重い。
店主「声?」
私「ほら、今も。助けてって。女性の声で。」
店主「はあ?なに言ってんの?」
私「いやいやいや。さっきからずっと。」
店主「しないよ。そんな声。」
私「変だよ。あんた。」
店主「変なのはあなたの方です。突然、変な事を言い出して。迷惑ですよ。ほら、あなたのせいで他の客みんな怖がってんじゃない。どうしてくれんの。」
私「客?客なんていないじゃないですか。八つ当たりてすか?何なんです!」
店主「はあ?いつも大繁盛ですよ。ほら、あなたのせいで、皆帰っちゃうじゃないか。」
おかしな事を言う。私はこの喫茶店の前をたまたま通った。ボロボロの外装。営業などしてないと思ったら営業中の看板が。怖いもの見たさで入店したのだ。勿論、店内もボロボロ。客も1人もいない。この店主は何を言っているのだろう。しかも何故だか分からないけど、さっきから肩が重い。
ホラー
公開:22/10/24 10:33
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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