一緒に幸せになろうね

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「ねえ。君の体、あったかいね」
同じベッドの中で、一緒に寝ている君の体を触りながら呟く。
「君の体は柔らかくて触っていて本当に落ち着くよ」
目を閉じて寝ている君は、僕の言葉に反応がない。
「…………」
「ふふっ、気持ちよさそうに寝てるね。寝顔可愛いな」
そう言って君の頭を撫でる。このまま永遠の時が続けばいいのにと何度も願う。
「ずっと一緒にいようね」
そう言って僕も眠りについた。
翌日、僕は君よりも先に目が覚めた。
「まだ寝てるんだね。お寝坊さんだ」
そう言って僕は、二人分の朝食を作る。トーストとスクランブルエッグだ。匂いに釣られて起きてくるかと思ったけれども、君はまだ起きてこない。
「冷めちゃうよ。そろそろ起きなよ」
そう言って彼女の体を揺すっても起きない。
「ああ、そっか。そうだよね。そりゃそうか。僕が君を殺したんだから」
愛する君は、永遠に若い姿のままで、永遠に僕のそばにいればいい。
公開:22/10/24 08:58

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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