大量のお札
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「もしもし。引っ越し終わった?」
「今、終わった。でも、どうしよう~。押し入れ開けたら、奥から大量のお札が出てきた。」
「大量のお札?ホント?まあ、取り敢えず、落ち着け。」
「怖いから、捨てちゃおうかな。」
「ちょっと待てって。捨てちゃまずいだろ。」
「やっぱり、そうかな。」
「そうだよ。貰っちゃえば?」
「貰う?やだよ。」
「っていうか、どれくらいあるの?」
「千枚くらいかな?」
「一千万か。」
「えっ?一千万?」
「違うの?じゃあ百万くらいか。まあ、どっちにしても大金だな。」
「なに言ってんの?お札って、そんなに高価なの?っていうか、まず売れるの?」
「はあ?お前こそ何言ってるんだよ。現金が出てきたんだろ?」
「違うよ。お札だよ。お、ふ、だ。」
「はあ?」
「お祓いとかした方が良いかな。」
「紛らわしいよ!!」
「って言う脚本なんだけど。どうかな?」
「おかしくない?」
「そう?」
「今、終わった。でも、どうしよう~。押し入れ開けたら、奥から大量のお札が出てきた。」
「大量のお札?ホント?まあ、取り敢えず、落ち着け。」
「怖いから、捨てちゃおうかな。」
「ちょっと待てって。捨てちゃまずいだろ。」
「やっぱり、そうかな。」
「そうだよ。貰っちゃえば?」
「貰う?やだよ。」
「っていうか、どれくらいあるの?」
「千枚くらいかな?」
「一千万か。」
「えっ?一千万?」
「違うの?じゃあ百万くらいか。まあ、どっちにしても大金だな。」
「なに言ってんの?お札って、そんなに高価なの?っていうか、まず売れるの?」
「はあ?お前こそ何言ってるんだよ。現金が出てきたんだろ?」
「違うよ。お札だよ。お、ふ、だ。」
「はあ?」
「お祓いとかした方が良いかな。」
「紛らわしいよ!!」
「って言う脚本なんだけど。どうかな?」
「おかしくない?」
「そう?」
ミステリー・推理
公開:22/10/26 10:02
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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