宇宙人よ、攻めてこい

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20XX年。日本の防衛省のトップに君臨する男、斎藤昭雄は、とても優秀な男だが、とてつもなく心配性の男である。その心配性な性格故に、今や日本は鉄壁の国と言われる程の世界一の防衛能力を秘めた国になった。だが昭雄は、まだ心配だった。
「世界中の国からの万が一の攻撃に備える事はできた。だがもしも……地球以外の未知の国からの攻撃があったらどうする?それで我々は守れるのか?あっけなくこの国は滅んでしまうのではないか?」
次の昭雄の課題は、宇宙からの侵略者に対する防衛だった。世界各国からは、日本はそこまでするのかと注目された。隕石を打ち落とす高速ミサイル、宇宙人を撃退する電磁砲。色々と準備を進めていった。そして十年の月日が流れた。だがしかし、宇宙人は一向に攻めてくる気配がない。
「どうしてだ!!早く来い!!早く来いよ、宇宙人!!」
いや、早過ぎたのかもしれない。まだ宇宙人との交流はない。
公開:22/10/25 10:17

富本アキユ( 日本 )

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