幻想世界のドライブ
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おれは飛ばし屋のドライバーである。時速百キロ以上は、普通の道でも当たり前のように出していた。
いつものように道を走っていると、周りに車が全然いなくなった。余計に飛ばすことができた。
制限速度表示が二百キロ表示になった。そんな道では無かったよな、日本でそこまで法的に認められた道は無かったはずだがと思いながらアクセルを踏みこんだ。
いきなりライバルの車が出てきた。時速二百五十キロは出ていそうな車だ。それならお前を追い抜いてやるよと、闘争心を激しく燃やした。
制限速度表示が三百キロになっていた。おれは少し冷静になった。
これは幻想の世界なのか。
ライバル車の運転手の顔が見えた。死神だった。おれを幻想世界に誘って殺しに来たと言うわけか。
ならばおれはお前に勝って、ここから抜け出てやるよと意気込んでいたらいきなりサイドブレーキを引かれて、避けることができず衝突して死んでしまった。せこい真似をする。
いつものように道を走っていると、周りに車が全然いなくなった。余計に飛ばすことができた。
制限速度表示が二百キロ表示になった。そんな道では無かったよな、日本でそこまで法的に認められた道は無かったはずだがと思いながらアクセルを踏みこんだ。
いきなりライバルの車が出てきた。時速二百五十キロは出ていそうな車だ。それならお前を追い抜いてやるよと、闘争心を激しく燃やした。
制限速度表示が三百キロになっていた。おれは少し冷静になった。
これは幻想の世界なのか。
ライバル車の運転手の顔が見えた。死神だった。おれを幻想世界に誘って殺しに来たと言うわけか。
ならばおれはお前に勝って、ここから抜け出てやるよと意気込んでいたらいきなりサイドブレーキを引かれて、避けることができず衝突して死んでしまった。せこい真似をする。
その他
公開:22/10/20 19:15
少し変わった、ブラックな話が好きです。
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