自分の救済
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おれは友人と雑談していた。
「おれはサイトにショートショートを投稿しているのだが、ワンパターンになっているというかあまり進歩していない気がするんだよな」
「別にプロじゃないんだから、そんなもんでいいんじゃないか。おれも大企業に勤めてるから毎月改善提案を毎月十件は出せと言われてるけど、そんなアイデアがぽんぽん出てくるはずもないから同じような案件を少し表現を変えてごまかして出しているよ」
「まあ、おれはお前と違って出す義務も無いし、金になるわけでもないけどな」
「なら気楽にいけよ。お前少しは本を読んでいるんだから、その作家の作品を参考にしてもいいんじゃないか」
それもそうだなと、おれは思い気楽にやることにした。おれなりに工夫を凝らして書き続けた。
大企業のようなノルマが無いから、気楽に好きなことを書けるのはよかった。
自分の中の黒い欲望を書いて発散できるのもよかった。自分の救済になった。
「おれはサイトにショートショートを投稿しているのだが、ワンパターンになっているというかあまり進歩していない気がするんだよな」
「別にプロじゃないんだから、そんなもんでいいんじゃないか。おれも大企業に勤めてるから毎月改善提案を毎月十件は出せと言われてるけど、そんなアイデアがぽんぽん出てくるはずもないから同じような案件を少し表現を変えてごまかして出しているよ」
「まあ、おれはお前と違って出す義務も無いし、金になるわけでもないけどな」
「なら気楽にいけよ。お前少しは本を読んでいるんだから、その作家の作品を参考にしてもいいんじゃないか」
それもそうだなと、おれは思い気楽にやることにした。おれなりに工夫を凝らして書き続けた。
大企業のようなノルマが無いから、気楽に好きなことを書けるのはよかった。
自分の中の黒い欲望を書いて発散できるのもよかった。自分の救済になった。
その他
公開:22/10/22 21:29
少し変わった、ブラックな話が好きです。
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