探索機

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蜘蛛の足の様な惑星探索機のニュースを観ていて、子供の頃遊んだ竹馬を思い出した。早速庭で作ってみたが昔の様には乗れない。でも何回か転けながら練習を続けるとチョット歩ける様になって来た。
一生懸命繰り返していると、もう夕方になっていた。
休憩しようと寝床で横になっていたら、いつか眠り込んでいた。
ピンポンの音で目が覚め、時計を見れば夜中ではないか。
玄関に出るとキラキラと光る服を着た二人がいる。
我々は光星から来た者です。昼間に庭で頑張っている貴方を見かけ、我々の曽祖父が地球訪問時に、見たと言う同じ物を手にしていた。貴方は今は老人だが、当時曽祖父が見た人では?
光星の人はその後、何故か短命になったが貴方は年寄りなのに元気そうで何か秘密でも?
うん秘薬を飲んでいるよと答えると、その薬を私達にも是非頂きたいと懇願するので気前よく二人にあげた。
翌朝薬を飲もうとすると、自分の分が無いのに気が付いた。
ファンタジー
公開:22/10/19 21:43
更新:22/10/19 22:04

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