1日の始まり(出勤)
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今日も朝がきてベッドから起き上がるところから始まろうとしている。
二階の部屋から階段を降りるのに踊り場に来ると「ぐにゃぐにゃ」してとても立っていられない。
手すりに手を伸ばすが届かず足を踏み外してしまう。
あっと思った瞬間に体が宙に舞い上がった。
すると家内が台所で朝ごはんの用意をしながら私を眺めて居るのが見えた。
「おい、助けてくれ。」
いま忙しいと、聞こえたような気がして、周りを見ると自分は食卓に座っていたりする。この心持は何だろう。
気を取り直して、食事をしていると庭で家内が、私は花に水をやるので忙しいとか。
なんだ、そんな大事なことがあったならもっと早く言ってくれればいいのにと思った。
そそくさとお腹に何かを流し込み、家を出て行った。
まだ頭が「くらくら」する。
はたして何処へ行けばいいのか。
二階の部屋から階段を降りるのに踊り場に来ると「ぐにゃぐにゃ」してとても立っていられない。
手すりに手を伸ばすが届かず足を踏み外してしまう。
あっと思った瞬間に体が宙に舞い上がった。
すると家内が台所で朝ごはんの用意をしながら私を眺めて居るのが見えた。
「おい、助けてくれ。」
いま忙しいと、聞こえたような気がして、周りを見ると自分は食卓に座っていたりする。この心持は何だろう。
気を取り直して、食事をしていると庭で家内が、私は花に水をやるので忙しいとか。
なんだ、そんな大事なことがあったならもっと早く言ってくれればいいのにと思った。
そそくさとお腹に何かを流し込み、家を出て行った。
まだ頭が「くらくら」する。
はたして何処へ行けばいいのか。
その他
公開:22/10/13 22:53
大昔、高校生の時に星新一さんの「ちぐはぐな部品」を読んで衝撃を受けました。
でも理解できなかったように思います。何となくいいなあくらいの心持でしたが、
それでも、40年以上頭の片隅にひっかかっていた。
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