肉フェス

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「肉フェスに行かないか?お前と一緒なら楽しいに決まっている」

友達が俺を肉フェスに誘ってきた。俺と一緒なら楽しいに決まっているだなんて嬉しい事を言ってくれる。俺が丸々と太ったデブだから、その豪快な食いっぷりを見たいって事なんだろう。

「よし、そんなに言うなら見せてやるよ。俺の食いっぷりをな」

肉フェスに到着すると大勢の人で賑わっていた。到着早々に俺は、いきなり色んな人に注目された。

「おお、なんか凄く注目されてるぞ」
「そりゃ今日の主役はお前だからだ」

気分が良くなった。俺が主役。その言葉に気分を良くした俺は、早く豪快な買いっぷりを見せてやりたいと思った。

「この部屋で待っていてくれ」

そう言われて部屋に案内される。おいおい、VIPかよ。テンション上がるぜ。

「おお、こりゃ立派な食材だ。今日の肉フェスに相応しい」

そうか。俺が主役ってのは、そういう意味か。俺は牛だ。
公開:22/10/10 09:50

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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