スカウト

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渋谷の街を歩いていると渋いイケおじに声をかけられた。
「お兄さん。いいね。君良いもの持ってるよ」
「えっ?何が?」
「単刀直入に言うけど、君モデルに興味ない?」
モデル……。これはいわゆるスカウトというやつだろうか。しかし俺の顔なんてありきたりな顔だし、イケメンというわけでもない。今まで女の子にモテた事もないし、スラッとした高身長でモデル体型というわけでもない。
「えっ?モデルですか?でも俺みたいなのがモデルって……」
「いや、完璧だよ。君程の逸材、なかなかいない。百年。いや、千年に一人の逸材だよ」
「ええ!?」
「どうかな?話だけでも聞いてもらえないか?」
騙されたりしないか?そう思いながらも付いていくと、事務所の人達も俺を見て絶賛した。
「社長!!凄い人見つけましたね!!」
「ああ、最高の逸材だよ」
そして俺は写真を撮られた。どこのって?
手だよ。俺は、手タレとしてスカウトされたんだ。
公開:22/10/07 09:41

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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