2
2
バイトからの帰り道。一匹の子猫に遭遇した。まだ目も開いていないような小さな子猫。周りを見渡しても親猫の姿は見えない。
「ちょ!」
その時、一匹のカラスが子猫に襲いかかった。弱った子猫を掴んで飛び上がろうとする。カラスが道路の真ん中まで子猫を引きずって行ったところで、俺は道路に飛び出してカラスを追い払った。
カラスを追い払うのに成功し、慌てて子猫に近づいたその時、大きなトラックが目の前に。思わず目をキツく閉じたが、思ったような衝撃は襲って来ない。恐る恐る目を開けたら、俺は見知らぬ川のほとりにいた。
「マジかよ……」
どうやら異世界に転移してしまったらしい。その川は仄暗く、対岸では先週亡くなったはずの親友が手を振っている。
異世界は異世界でも冥土に来てしまったようだ。ということは、異世界転移だけじゃなく、転生も経験できるのだろうか。
ただ、子猫も一緒だったことに俺は少しだけ胸を痛めた。
「ちょ!」
その時、一匹のカラスが子猫に襲いかかった。弱った子猫を掴んで飛び上がろうとする。カラスが道路の真ん中まで子猫を引きずって行ったところで、俺は道路に飛び出してカラスを追い払った。
カラスを追い払うのに成功し、慌てて子猫に近づいたその時、大きなトラックが目の前に。思わず目をキツく閉じたが、思ったような衝撃は襲って来ない。恐る恐る目を開けたら、俺は見知らぬ川のほとりにいた。
「マジかよ……」
どうやら異世界に転移してしまったらしい。その川は仄暗く、対岸では先週亡くなったはずの親友が手を振っている。
異世界は異世界でも冥土に来てしまったようだ。ということは、異世界転移だけじゃなく、転生も経験できるのだろうか。
ただ、子猫も一緒だったことに俺は少しだけ胸を痛めた。
その他
公開:22/10/09 17:00
今日は何の日
トラックの日
異世界
退会します。短い間でしたがお世話になりました。
2022/11/24追記。
『ののの糸糸』名義で新たに作者登録しました。退会処理ができないようなので、こちらは残っておりますが、活動は『ののの糸糸』で引き継ぎます。
ログインするとコメントを投稿できます