世界に行きたい思いと送り出す心

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近く自分は世界で働いてみたい。
アナタはいつも空を見上げつつ、キラキラした目で私に夢を語っていた。
アナタの中はいつも世界に出るという事が一杯で。
私はいつもそんなアナタの背中を見つめる事しか出来なかった。
ただの仕事での同僚。私とアナタとの関係はただそれだけなのに、アナタの夢が日本にはないんだなと思うと少し寂しくなる。
別にそんな恋人など深い関係ではないが、どうしてだろう。
キラキラとした目で空を見つめるそんなアナタの背中を見ていると心が抑えられる。
世界か。アナタに夢を語られてから淡々と仕事をする毎日に疑問を思うようになった。
きっとそんな私の言葉はアナタには届かない。
やがてアナタは海を渡り世界へ。夢が大きすぎたアナタに日本は窮屈に感じたんだろう。
アナタが乗った飛行機が視界上空を通り過ぎていく。
ただ同僚が去っただけなのに…
何故か私の心はただ悔しく、その場に立ち尽くしていた…
その他
公開:22/10/04 00:20

夢 舞花( 日本 )

Yahooアカウントからログイン出来なくなった為ガーデンアカウントに切り替えました。元勇改め夢です。改めてよろしくお願いします。

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