小悪魔との契約
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私には好きな男の子がいる。どうしても彼と付き合いたいと思っている。私は悪魔と契約した。そんな私の願望が悪魔を引き寄せたのだという。ただし小悪魔だ。小悪魔は私に小悪魔になれという。そうすれば望みは叶うという。でも人間をやめるなんて……。迷った。だがどうしても彼と付き合うという魅力的な条件に逆らうことが出来ず、私は人間をやめることにした。そして小悪魔と契約したのだ。すると私は今までになく積極的に彼に接していくようになった。ボディータッチや思わせぶりな言葉で彼に近づいていった。その結果、彼は私に惚れた。私は彼と付き合える事になったのだ。やった。そう思った。しかしそこに小悪魔がやってきた。
「望みは叶ったようだな」
「うん、おかげでね」
「なら次の小悪魔はお前だ。恋する女に近づいて小悪魔にしろ。そうすればお前は人間に戻れる」
こうして次の小悪魔を誕生させることで、小悪魔は永遠の命を手に入れたのだ。
「望みは叶ったようだな」
「うん、おかげでね」
「なら次の小悪魔はお前だ。恋する女に近づいて小悪魔にしろ。そうすればお前は人間に戻れる」
こうして次の小悪魔を誕生させることで、小悪魔は永遠の命を手に入れたのだ。
公開:22/10/05 09:57
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