空色チューリップ
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咲いた。咲いた。チューリップの花が。並んだ、並んだ。赤白黄色。どの花見ても綺麗だな。
「ちょっと待ってよ。この歌には、空色チューリップがないじゃない」
「何それ」
「水色と白のコントラストが綺麗な青空みたいなチューリップだよ」
「そんな色のチューリップがあるの?」
「あるんだよね。珍しいから、あまり出回らないんだけどさ」
「じゃあ、その空色チューリップ探そうぜ」
「そうだね。せっかくだから探しに行こうか」
俺たちは、まだ見ぬ空色チューリップを求めて旅立った。まず向かった先は、商店街にある小さな園芸店だった。
「いらっしゃいませー」
「すみません。ここに空色チューリップありますか?」
「はい。ございますよ」
店員さんは棚から一輪のチューリップを取り出した。
「これが空色チューリップです」
それはまるで透き通るようなスカイブルーの花を咲かせる不思議なチューリップだった。ただし一本6000円。
「ちょっと待ってよ。この歌には、空色チューリップがないじゃない」
「何それ」
「水色と白のコントラストが綺麗な青空みたいなチューリップだよ」
「そんな色のチューリップがあるの?」
「あるんだよね。珍しいから、あまり出回らないんだけどさ」
「じゃあ、その空色チューリップ探そうぜ」
「そうだね。せっかくだから探しに行こうか」
俺たちは、まだ見ぬ空色チューリップを求めて旅立った。まず向かった先は、商店街にある小さな園芸店だった。
「いらっしゃいませー」
「すみません。ここに空色チューリップありますか?」
「はい。ございますよ」
店員さんは棚から一輪のチューリップを取り出した。
「これが空色チューリップです」
それはまるで透き通るようなスカイブルーの花を咲かせる不思議なチューリップだった。ただし一本6000円。
公開:22/10/01 04:59
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富本アキユ