俺は副操縦士だぜ?

8
2

「……お前、なんだその格好は」
「俺は副操縦士だからな」
「いやいや、いくらお客さんに見られないからってその格好はダメだろう。きちんと制服を着ろ」
「だって俺は副操縦士だぜ?別にどんな格好でも良いだろう?」
「まあ確かに機長は俺。メインは俺の仕事で、お前はあくまでサブ。副操縦士だからお前の仕事量は、俺と比べると地味かもしれない。でもだからってその格好はないだろう?」
「だって俺は副操縦士だぜ。俺がどんな格好をしようとも、操縦の仕事には差し支えないはずだ」
「まあ確かに飛行機の操縦をするのに、服装はあまり関係ないかもしれない。でもいくらなんでもその格好は、不釣り合いというか……派手というかパンクというか……なんというか……」
「だって俺は副操縦士だぜ?」
「でもな、時と場合を考えないと……」
「俺はな、服装重視なんだよ」
そう言って彼は、パンクな衣装で飛行機に乗り込んだ。
公開:22/10/03 10:02

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

〇サウンドノベルゲーム版作品(無料プレイ可)

ブラウン・シュガー
https://novelchan.novelsphere.jp/38739/

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容