地球美術館
11
6
学校からの帰り道。
「地球美術館」という看板を見た時、寄り道は禁止と言われているにも関わらずつい入ってしまった。
中は薄暗かったけど、自由に鑑賞出来るみたいだ。とりあえず僕は1番初めの緑色のドアに入った。
そこには…部屋が無限大に続いていて、山が広がっていた。
「なんだこれ!」しばらく呆然としていたけど、とても綺麗な山の緑に僕は見惚れてしまった。
そして他のドアにも入ることにした。
灰色のドアにはビルが続き、虹色のドアにはカラフルな花畑が広がっていた。
次々と見ていくうち、これは地球の色々な景色を表していることに気がついた。
そしていよいよ最後の青色のドアを開ける。
次はどんな景色が待っているのかな?
開けて足を踏み出した瞬間、
ザバーンという音と共に僕の体は海の中。
浅かったからなんとか這い出すことが出来て美術館からは出られたが、びしょ濡れの僕はお母さんへの寄り道の言い訳を考え中である。
「地球美術館」という看板を見た時、寄り道は禁止と言われているにも関わらずつい入ってしまった。
中は薄暗かったけど、自由に鑑賞出来るみたいだ。とりあえず僕は1番初めの緑色のドアに入った。
そこには…部屋が無限大に続いていて、山が広がっていた。
「なんだこれ!」しばらく呆然としていたけど、とても綺麗な山の緑に僕は見惚れてしまった。
そして他のドアにも入ることにした。
灰色のドアにはビルが続き、虹色のドアにはカラフルな花畑が広がっていた。
次々と見ていくうち、これは地球の色々な景色を表していることに気がついた。
そしていよいよ最後の青色のドアを開ける。
次はどんな景色が待っているのかな?
開けて足を踏み出した瞬間、
ザバーンという音と共に僕の体は海の中。
浅かったからなんとか這い出すことが出来て美術館からは出られたが、びしょ濡れの僕はお母さんへの寄り道の言い訳を考え中である。
ファンタジー
公開:22/05/09 19:40
更新:22/05/09 20:21
更新:22/05/09 20:21
小学生です。ショートショートが大好きです。
ログインするとコメントを投稿できます