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大学の食堂にて。
「昨日闇の鍋会の招待状が届いたんだけど」
「あ、俺も」
なんと、友人も誘われていたようだ。招待状には「闇の中行う鍋パーティを楽しんでください」と書かれてあった。
「やっぱ自分以外にはわからない材料を各々持ち寄って暗い中で調理して食べるっていうあの闇鍋のことかな?」
「うーん。多分そういうことでしょ」
「でも食材はむこうが用意するって書いてあるよ」
「よくわからんな」
パーティ当日、私は友人と会場へ向かった。
「2名様ですね。ご参加ありがとうございます。ご案内します」
受付の人について行った。
「こちらが会場です。心の準備ができましたら扉を開けてください」
妙な言い方だなと思いながら、重厚感のある扉を開けた。会場はまさに闇、真っ暗だ。と思ったそのとき、背後から何者かに袋のようなものを被らされた。手も誰かに押さえつけられ動かせない。私は段々気が遠くなっていった。
「昨日闇の鍋会の招待状が届いたんだけど」
「あ、俺も」
なんと、友人も誘われていたようだ。招待状には「闇の中行う鍋パーティを楽しんでください」と書かれてあった。
「やっぱ自分以外にはわからない材料を各々持ち寄って暗い中で調理して食べるっていうあの闇鍋のことかな?」
「うーん。多分そういうことでしょ」
「でも食材はむこうが用意するって書いてあるよ」
「よくわからんな」
パーティ当日、私は友人と会場へ向かった。
「2名様ですね。ご参加ありがとうございます。ご案内します」
受付の人について行った。
「こちらが会場です。心の準備ができましたら扉を開けてください」
妙な言い方だなと思いながら、重厚感のある扉を開けた。会場はまさに闇、真っ暗だ。と思ったそのとき、背後から何者かに袋のようなものを被らされた。手も誰かに押さえつけられ動かせない。私は段々気が遠くなっていった。
ホラー
公開:22/04/29 17:00
闇の鍋会
鍋
闇
参加
日本生まれ日本育ち。年齢約20代。まだまだこれからの男です。
noteでもショートショート書いてます。
よろしくお願いします。
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