猫のだるま

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俺はこの家の主人だ。人間なんてチョロいもんで少し胡麻をすればメシにありつく事が出来る。俺は毎日寝ている座布団があるそこでゴロゴロ寝ていれば、一日が過ぎていく。だが今日はその座布団が無いのだ。どこに行ったのだ?よく周りを見回して見ても俺のお気に入りの座布団が無い。こういう時困るのが人間との会話だ。こっちが喋りかけても通じないのだ。仕方ないが喋りかけて見るか。
「にゃー?」(俺の座布団何処にいった?)
「あら?ご飯が欲しいのちょっと待ってね」
「にゃ!」(違う!)
「あら?食べないはね」
俺はいつも寝ている場所まで行き人間を見つめた。
「あ!だるまちゃんの座布団ね」
「にゃ!」(そうだ!)
「あれなら、まいが使って寝てるわよ」
なんだと!これは厄介だ。あいつは俺の天敵だ。階段を上がり部屋に入ると小さい人間が俺のお気に入りの座布団の上で寝てやがる。
俺は仕方ないからその横で寝てやる事にした。
その他
公開:22/04/21 15:08
更新:22/04/21 19:41

たま

初めまして、たまと申します。小説を書いてまだまだ間もないので読みにくい所もあるかもですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!よろしくお願いします。

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