戯言以上、小説未満

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毎日の辛い仕事をこなし、家へと帰る。今日もハードな仕事をこなし、クタクタになってベッドの上に倒れ込む。

「俺って社畜なのかな……」

ぽつりと独り言を呟く。誰か俺を救ってくれないかな。そうだ。家に知らない女の子が訪ねてくるんだ。家のチャイムが鳴って俺は出ていく。すると雨の中、ずぶ濡れになった女の子が助けてって言うんだ。訳も分からないまま家にあげると、知らない怪しい男が訪ねてくる。女の子が来なかったかと。俺は知らないと言って女の子をかばう。すると女の子は事情を語り出すんだ。私は組織に追われていると。そして俺と女の子の逃亡生活が始まる。

「なんてな。そんな小説みたいな非現実的な事起きないかな」

ピンポーンと家のチャイムが鳴る。誰だろう?


ドアを開けると知らない女の子が立っていた。

「ご注文のピザお持ちしました」
「いや、うちじゃないですけど」
「間違えました。すみません」
公開:22/04/14 10:14

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

〇サウンドノベルゲーム版作品(無料プレイ可)

ブラウン・シュガー
https://novelchan.novelsphere.jp/38739/

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