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気付けば私は軍服をきて3人で行動をとっている。
会話などない。
仲間なのか?
周りにも何組ものそれらしきグループが活動している。
敵なのか味方なのか?
荒涼とした大地に一本の道が左右に分かれる。
夕暮れ近くなり一人が言った。
「ここで待ってろ食事を探しに行く」

何時間待ったであろうか。
周りのグループも一組を残し車で姿を消した。
思い切って私はそのグループのリーダーらしき強面の男に尋ねた。
「私の帰る道は右か左か?」
怪訝な顔をし、そのグループも姿を消した。
 
 私は一人になり、仕方なく右の道を歩き始めた。
夜が空腹と孤独を増幅させた。
もうだめだ。一人孤独に見知らぬ土地で死んでゆくのか?
寂しい、空腹より孤独が辛い。会話がないのが辛い。誰か助けてくれ!


「あなた起きてください、今日は再就職の面接でしょ!」
良かった、私は一人ではない。
妻がいるんだ。

「はーい、起きたよ」
その他
公開:22/04/15 09:40

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