不思議eメール

このeメールを受け取った方は、一週間以内に三人の人にこのメールを転送してください。転送するとあなたにとって良い不思議なことが訪れます。転送しなければあなたに悪い不思議なことが訪れます。

「どっちにしろ、俺は不思議な事が訪れるのか」

とりあえず俺は三人にメールを転送した。普段ならこんな馬鹿らしいこと無視するが、暇だったから暇潰しには良いと思って乗ってみることにした。

そして三日後、不思議なことが起こった。夢の中で死んだ爺ちゃんが出てきて、俺に言ったのだ。

「右に３４。左に４８。右に２８。左に７１」
「爺ちゃん、何言ってるの？」

そこで夢は終わった。
目が覚めた俺は、ピンッときた。そういえば爺ちゃんの家の金庫、暗証番号が分からなかったんだ。まさか……

俺は爺ちゃんの家の金庫のダイヤルを夢で爺ちゃんが言っていたとおりに回した。するとロックが開いた。
中には大金が入っていた。