おかしな戦争8

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グリ公国を下したルマンドだったが、最大の障壁が待ち受けていた。
かのモリ・ナガ教主国からの宣戦布告である。
だが朗報もあった。モリ・ナガ教主国によって痛い目にあった国々や滅ぼされた王族、貴族たち、義勇兵もがルマンドを頼って集まってきたのだ。
彼らは知っていた。もしブルボン王朝が滅んだら次は自分たちだと。
  
こうして急速に力をつけたブルボン王国だが同時に頭がいたい問題が生じてきた。彼らの衣食住をどうするか。滅んでない国はまだいい。自前でなんとかできる。問題は滅んだ国から来た人々だ。かっての王族すら乞食のようなありさまで助けが必要であった。
  
ルマンドは彼らに対しても礼を欠かさなかった。そして協力を心から感謝しもしモリ・ナガ教主国を打倒した暁には。彼らがもとの領地に帰れるよう万全を期してとりはからうことを約束した。
  
  
ファンタジー
公開:22/04/03 10:46
更新:22/04/04 21:26

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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