妖精性花粉症
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今年もこの季節がやってきた。花粉症だ。私のくしゃみは、止まる事を知らず、鼻だけではなく、目までも痛くなってきた。あまりにも辛すぎた私は、病院で薬を貰う事にした。
「花粉症ですね」
「はい」
「妖精性花粉症ですね」
「妖精性とは何ですか?普通の花粉症とは違うのですか?」
「妖精性というのはですね。鼻の粘膜に小さな花の妖精が入り込んだことによって引き起こされる花粉症の事です。これは従来の花粉症と違って厄介なのは、薬の効果が期待できない事です」
「そんなっ……。じゃあこのまま辛い症状を我慢しなくてはならないのですか?」
「いいえ。対処法はあります。妖精に話しかけて鼻の中から出て行ってもらって下さい」
「妖精さん。頼むよ。私の鼻から出て行ってよ」
「嫌よ。この中、洞窟みたいで居心地良いんだもの」
私は鼻をかんだ。
「うわっ!!汚い!!わ、分かったよ、出て行くわよ」
こうして花粉症は治った。
「花粉症ですね」
「はい」
「妖精性花粉症ですね」
「妖精性とは何ですか?普通の花粉症とは違うのですか?」
「妖精性というのはですね。鼻の粘膜に小さな花の妖精が入り込んだことによって引き起こされる花粉症の事です。これは従来の花粉症と違って厄介なのは、薬の効果が期待できない事です」
「そんなっ……。じゃあこのまま辛い症状を我慢しなくてはならないのですか?」
「いいえ。対処法はあります。妖精に話しかけて鼻の中から出て行ってもらって下さい」
「妖精さん。頼むよ。私の鼻から出て行ってよ」
「嫌よ。この中、洞窟みたいで居心地良いんだもの」
私は鼻をかんだ。
「うわっ!!汚い!!わ、分かったよ、出て行くわよ」
こうして花粉症は治った。
公開:22/04/03 09:47
更新:22/04/03 12:05
更新:22/04/03 12:05
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