おかしな戦争 閑話2

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「ところで、例の計画はうまく言っているか?」
「現地民の反発が激しく思うようにいっておりません」
「邪魔するものは反逆者だ。斬れ!」

いつもは即断するダースだったが、今回は返答が数瞬おくれた。
「無礼を承知で申し上げますが、私はこの戦いはすべての人々に正義と愛をもたらすためと聞きました。ですが教主のやり方を見ていると……」

「黙れ!!」それから気まずげに言葉を付け加える。
「勿論そのつもりだ。だが、お前も見ただろうふんぞり返った自称貴族たちが貧しい者たちからさらに取り立てる様を。飢饉が来るたびに大勢の人々が餓死する様を」

「ええ、もちろんですとも」ダースの両親は彼がまだ小さいときに貴族に言いがかりをつけられ一方的に殺されたのだ。

「今回の戦いはいわば必要悪だ。だが、この戦いが終わり次第、この地上は天使によって祝福される楽園の地に生まれ変わるだろう」
ファンタジー
公開:22/04/02 01:51

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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