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友人が先週行った「天空の雪まつり」の話をしてくれた。
「いや〜最高だったよ天空の雪まつり。言葉じゃ伝えられないくらいの絶景だった」
「どこであったんだよそのまつり」
「雲の上さ」
「雲の上って……どうやって行くんだよ。飛行機か?」
「『ジャックと豆の木』知ってるだろ?あの話に出てくる天まで伸びるつるが実際にあってな、それを使って行くんだよ」
「んなまさか。それに雲の上じゃ雪は降らないだろ」
「地上で見る雪じゃないよ。星のこと。このまつりは地上が曇りの日でなおかつ流星群が見られる日に開かれるんだけど、雲の上から見る星と流星群はマジでやばいぞ」
「面白そう!参加者どれくらいいるの?」
「先週は8人来てたな」
「思ったより少ないな」
「これでも多いほうさ。本当は数万人参加する予定だったけど、ほとんどの人はつるを登ってる途中で落ちちゃうんだから。お前も今度行こうぜ」
俺は思いっきり首を横に振った。
「いや〜最高だったよ天空の雪まつり。言葉じゃ伝えられないくらいの絶景だった」
「どこであったんだよそのまつり」
「雲の上さ」
「雲の上って……どうやって行くんだよ。飛行機か?」
「『ジャックと豆の木』知ってるだろ?あの話に出てくる天まで伸びるつるが実際にあってな、それを使って行くんだよ」
「んなまさか。それに雲の上じゃ雪は降らないだろ」
「地上で見る雪じゃないよ。星のこと。このまつりは地上が曇りの日でなおかつ流星群が見られる日に開かれるんだけど、雲の上から見る星と流星群はマジでやばいぞ」
「面白そう!参加者どれくらいいるの?」
「先週は8人来てたな」
「思ったより少ないな」
「これでも多いほうさ。本当は数万人参加する予定だったけど、ほとんどの人はつるを登ってる途中で落ちちゃうんだから。お前も今度行こうぜ」
俺は思いっきり首を横に振った。
ファンタジー
公開:22/03/29 17:00
天空の雪まつり
祭り
ジャックと豆の木
日本生まれ日本育ち。年齢約20代。まだまだこれからの男です。
noteでもショートショート書いてます。
よろしくお願いします。
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