虫けら

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パァッン

「虫けらが、鬱陶しい」
汚らわしい。まぁ良い。これで実験は成功した。あいつに報告でもしておくか。

「もしもし?サトシ?」
「やっと研究が成功したんだ、ハルカ!」
「ちょっと待ってね、今運転中だから」
「何だよ、もっと喜んでくれよ!やっと奴らを見返せるんだぞ」
「そうだけどちょっと、いま停まるから」
「早くしろよ、この興奮は今しか味わえないぞ」
「分かったからちょっキャーガシャどぎじやぢやあみよてなきほはぎやま」
「どうした!大丈夫か!ハルカ!ハルカ!おーい!ハルカ!」
糞野郎、俺のせいだ。糞がっっ。糞っ糞っ糞、どうすれば良い。過去に戻って電話を止めるんだ!過去の自分に気づかれずに、小さくなって近づくしかない。そのままスマホを叩き壊してやる!

プーーーーーーン

よしっ、上手く行った。おっ、あそこに糞野郎がいるぞ。早くスマホをどうにかしな

パァッン

「虫けらが、鬱陶しい」
SF
公開:22/03/17 13:10
更新:22/03/17 14:01

求肥( 一宮 )

25歳
私なんてこんなもん
お手柔らかに

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