小さなママ
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私は小学5年生。妹はまだ保育園児。
私達のママは、いつも忙しいからたまに、私が晩ご飯の準備をするの。家庭科の授業で作ったものを作るの。
学校の先生に話すと、「小さなママだね。きっとママも助かってるよ」って、頭を撫でられた。
今日はカレーを作ったの。カレーが大好きな妹は喜んで沢山食べてくれて、まだ夜の8時なのに、もう寝ちゃった。妹のお腹をぽんぽんしていると、ママが帰ってきた。
「ただいま…あら良い匂い!今日はカレーなのね」
「おかえり。うん、そう。この子ってば、3杯もおかわりしたの」
「そんなに美味しかったんだ。私も早く食べよっと」
「………でも」
「ん?」
「…私、ママのカレーが良い…」
そう言うと、ママは、私の頭を撫でた。
「明日は学校お休みだから、一緒に作ろっか。ね、小さなママ」
先生じゃなくて、私達のママの顔で、ママはそう言ってくれたので、私はママに抱き着いた。
私達のママは、いつも忙しいからたまに、私が晩ご飯の準備をするの。家庭科の授業で作ったものを作るの。
学校の先生に話すと、「小さなママだね。きっとママも助かってるよ」って、頭を撫でられた。
今日はカレーを作ったの。カレーが大好きな妹は喜んで沢山食べてくれて、まだ夜の8時なのに、もう寝ちゃった。妹のお腹をぽんぽんしていると、ママが帰ってきた。
「ただいま…あら良い匂い!今日はカレーなのね」
「おかえり。うん、そう。この子ってば、3杯もおかわりしたの」
「そんなに美味しかったんだ。私も早く食べよっと」
「………でも」
「ん?」
「…私、ママのカレーが良い…」
そう言うと、ママは、私の頭を撫でた。
「明日は学校お休みだから、一緒に作ろっか。ね、小さなママ」
先生じゃなくて、私達のママの顔で、ママはそう言ってくれたので、私はママに抱き着いた。
その他
公開:22/03/16 11:46
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