ブランコオオカミとカモメ
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オオカミさんは、ブランコに乗って楽しく遊んでいました。ブランコはゆらゆらと揺れていき、やがて空まで届きそうなくらいの高さになりました。そこに一羽のカモメがやってきて言いました。
「オオカミさん。君には翼がないからどれだけ頑張っても空を飛ぶ事はできないよ。僕のように自由に飛ぶ羽がないとね。オオカミさんは可哀想だな」
しかしオオカミさんは、言いました。
「でも僕には足がある。君の足ではどれだけ頑張っても地面を早く走る事はできないよ。僕のように自由に走り回れる足がないとね。カモメさんは可哀想だな」
「何を言ってるんだ。空を飛べる方がいい」
「いいや、地面を走れる方が良い」
そこに神様がやってきて言いました。
「まあまあどちらも魚のように海の中を自由に泳ぎ回れる事はできないのだから、お互い様じゃないか。自分の得意を活かして仲良くやりな」
オオカミさんとカモメは、仲良くなりましたとさ。
「オオカミさん。君には翼がないからどれだけ頑張っても空を飛ぶ事はできないよ。僕のように自由に飛ぶ羽がないとね。オオカミさんは可哀想だな」
しかしオオカミさんは、言いました。
「でも僕には足がある。君の足ではどれだけ頑張っても地面を早く走る事はできないよ。僕のように自由に走り回れる足がないとね。カモメさんは可哀想だな」
「何を言ってるんだ。空を飛べる方がいい」
「いいや、地面を走れる方が良い」
そこに神様がやってきて言いました。
「まあまあどちらも魚のように海の中を自由に泳ぎ回れる事はできないのだから、お互い様じゃないか。自分の得意を活かして仲良くやりな」
オオカミさんとカモメは、仲良くなりましたとさ。
公開:22/03/08 09:53
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