男と女のラブゲーム

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彼女はプロゲーマーを目指している。だからゲームが滅茶苦茶強い。
僕もゲームは得意な方だが彼女には一度も勝てた事がない。
彼女は意地の悪い女だ。僕が勝てないと分かって賭けを申し込んでくる。
僕も勝てないと分かっていながらその賭けに乗ってしまう。
「負けたほうが今日の食事驕りね」
負けず嫌いからか、彼女を独占したいからか、分からないけど僕は勝負を受ける。
ゲームに負けては彼女の自慢話を聞きながら食事をするのが僕らの日常となっていた。
ある日、僕から彼女に勝負を申し込んだ。
「いいよ。何で勝負する?」
ポッキーゲームで勝負だ、と言ったら彼女は一瞬驚くもいやらい笑みを浮かべ「分かった」と答える。
彼女はポッキーを銜えると片方を僕に突き出す。
スタートの合図とともに彼女は僕の唇を奪った。
「はい。私の勝ち。負けた君は私を妻として一生養ってね」
僕は恋愛の駆け引きも含めて、彼女に一勝も出来そうにない…
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公開:22/07/22 20:42

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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