天狗
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顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には 羽団扇 はうちわ 、太刀、金剛杖を持つ。そう。私がかの有名な天狗だ。
私を見た者が私を捕まえようとして、ありとあらゆる方法を仕掛けてくるが、私はそれを軽やかにかわす。
だって私、空飛べるんだもの。
「うぇえええん」
空を飛んでいると子供が泣いているのを見つけた。私はなぜか子供好きな一面があるので、迷子かと思って気になって地上に降りてきた。
「どうしたんだい?何を泣いているんだい?」
「うぇえええん。怖い」
顔を見て怖いと言われたのは、ちょっとショックだったが、顔はさすがに変えられない。
「怖くないよ。君は迷子かい?」
「うん。お母さんとはぐれちゃって」
「よし、じゃあ私が一緒に探してあげよう」
私は子供の母親を探した。そしてついに見つけた。
「お母さん」
「よくやったわ」
母親は、ニヤリと微笑んで、私に向かって麻酔銃を撃ってきた。
私を見た者が私を捕まえようとして、ありとあらゆる方法を仕掛けてくるが、私はそれを軽やかにかわす。
だって私、空飛べるんだもの。
「うぇえええん」
空を飛んでいると子供が泣いているのを見つけた。私はなぜか子供好きな一面があるので、迷子かと思って気になって地上に降りてきた。
「どうしたんだい?何を泣いているんだい?」
「うぇえええん。怖い」
顔を見て怖いと言われたのは、ちょっとショックだったが、顔はさすがに変えられない。
「怖くないよ。君は迷子かい?」
「うん。お母さんとはぐれちゃって」
「よし、じゃあ私が一緒に探してあげよう」
私は子供の母親を探した。そしてついに見つけた。
「お母さん」
「よくやったわ」
母親は、ニヤリと微笑んで、私に向かって麻酔銃を撃ってきた。
公開:22/07/18 09:18
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