夢の国

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ついに来ることが出来た。
私は今夢の国の門前に立っている。
チケットを用意するのに大金をはたき、休日もたっぷり楽しめるように有給を繋げて連休にした。体調も万全に整え、今日初めて夢の国へ入園する。
早速私は夢の国への門をくぐる。そこには愛想よく、にこやかな表情をしたスタッフが立っていた。
「それではまずチケットを確認しますね。」
私は鞄に大切にしまってあるチケットを手渡した。
「はい、では確認できましたので、今度はお荷物検査失礼します。」
私はすぐ鞄を渡した。どんどん気持ちが高ぶっている。
「はい、お荷物ありがとうございます。」
確認はすぐ終わり、荷物が返された。
「最後に、入場方法は注射器と吸引のどちらにしますか?」
私は痛いのが嫌いなのでもちろん吸引を選んだ。
「それでは素敵な一日を!」

目を開いた時、目の前には理想郷があり。虹色の象が出迎えてくれた。
公開:22/07/13 23:20

リマウチ

超ショートショート書いていきます

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