乙姫の手帳
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亀がある人物を連れて来た。名前は浦島太郎。可愛がっていた亀を助けてくれた恩人らしい。竜宮城を上げて盛大にもてなすことにしよう。
ああ、何と言う事だろう。あの浦島と言う男はまだ帰らない。さすがに倉庫の食材が底をついて来た。いい加減に帰って欲しい。いつまで竜宮城に滞在するつもりなのだろう。地上の男は空気を読めないのかしら。
今日、浦島太郎の実家に電話した。
「お宅の息子を預かっている。引き取りに来て欲しい」と伝えた。
だが、「仕事もしないでぶらぶらしている男は私の息子ではありません。好きにして下さい」と断られた。
助手の亀が遂に細胞成長ガスを発明した。これにより我が竜宮城内で問題となっていた食材不足が解決するだろう。
ついに浦島太郎が帰ると言い出した。1000年、長い我慢の月日だった。
折角だから細胞成長ガスが入った箱をプレゼントした。
絶対に開けないで。これはお約束ですよと伝えた。
ああ、何と言う事だろう。あの浦島と言う男はまだ帰らない。さすがに倉庫の食材が底をついて来た。いい加減に帰って欲しい。いつまで竜宮城に滞在するつもりなのだろう。地上の男は空気を読めないのかしら。
今日、浦島太郎の実家に電話した。
「お宅の息子を預かっている。引き取りに来て欲しい」と伝えた。
だが、「仕事もしないでぶらぶらしている男は私の息子ではありません。好きにして下さい」と断られた。
助手の亀が遂に細胞成長ガスを発明した。これにより我が竜宮城内で問題となっていた食材不足が解決するだろう。
ついに浦島太郎が帰ると言い出した。1000年、長い我慢の月日だった。
折角だから細胞成長ガスが入った箱をプレゼントした。
絶対に開けないで。これはお約束ですよと伝えた。
公開:22/07/12 11:19
更新:22/07/12 11:24
更新:22/07/12 11:24
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