ラーメン
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ラーメン屋にて
??「美味しく、食べてね~。」
客「えっ?」
??「僕の事。美味しく食べてね~。」
客「えっ?空耳?」
ラーメン「ホラホラ、食べて食べて。僕、美味しいよ。冷めないうちに、早く早く~。」
客「うわぁ~。ラーメンがしゃべった~。」
客は店を飛び出していった。
店主「またかよ。お客さんが怖がるから、喋りかけるなって言ってるだろ。」
ラーメン「ご麺なさい。ラーメンだけに。」
店主「あと、そのダジャレ、やめてくれる?」
ラーメン「ごメンマさい。ラーメンだけに。」
店主「あのさ~。どうしてもっていうから、置いてあげてんのにさ。客にしゃべりかけたら、ダメでしょうが。ホントに食べてもらう気あるの?」
ラーメン「あっ、あっ、ありますよっ!!」
店主「ホント?なんだかんだ言ってホントは食べられたくないんじゃないの?」
ラーメン「えっ。そっ、そっ、そんな事、ある訳ないじゃないですか~。」
??「美味しく、食べてね~。」
客「えっ?」
??「僕の事。美味しく食べてね~。」
客「えっ?空耳?」
ラーメン「ホラホラ、食べて食べて。僕、美味しいよ。冷めないうちに、早く早く~。」
客「うわぁ~。ラーメンがしゃべった~。」
客は店を飛び出していった。
店主「またかよ。お客さんが怖がるから、喋りかけるなって言ってるだろ。」
ラーメン「ご麺なさい。ラーメンだけに。」
店主「あと、そのダジャレ、やめてくれる?」
ラーメン「ごメンマさい。ラーメンだけに。」
店主「あのさ~。どうしてもっていうから、置いてあげてんのにさ。客にしゃべりかけたら、ダメでしょうが。ホントに食べてもらう気あるの?」
ラーメン「あっ、あっ、ありますよっ!!」
店主「ホント?なんだかんだ言ってホントは食べられたくないんじゃないの?」
ラーメン「えっ。そっ、そっ、そんな事、ある訳ないじゃないですか~。」
ファンタジー
公開:22/06/27 11:14
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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