Ⅲ.八章 根源悪ノ牧場 4/9

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 その場を去るせんせい。
 入れ替わりに、ソルトとジョナが現れる。
「お前も覗いてたのか」
「まぁね。あの子は大丈夫?」
「ああ。あのせんせいが安全な場所に移してくれたよ」
「とんだ騒ぎになったわね。息子の復讐をするって理由だけで」
「個人的な動機ほど、より広く周囲を巻き添えにする。世界をこんなにした奴だってそうだろ」
「そうだったわね」
「あの男は?」
「もう来るわ。後はよろしく」
「ああ」
 その場を去るソルト。
 間をおいて、ハックが入ってくる。
「おい。さっきここに女が…って、そいつ。死んだのか?何があった?」
「気にしないでいい。あんたとは関係ない人間が決着を付けただけさ」
「決着?」
「そう。決着さ。それはあんたにもあるはずだな」
「な、何のことだ?」
「…やはりただの忘却でなく、逃避なんだな。強制で悪いが、立ち向かってもらうぞ」
 ジョナの合図と共に、ハックの視界が変わった。
SF
公開:22/06/26 14:09
更新:22/07/03 20:54
連載 SF 戦争 差別

Arujino( 東京都練馬区 )

まずは、こんにちは。

練馬区で活動中の趣味の絵描きです。

小説・脚本なども執筆してます。

【番号なし】 用語・設定解説

【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』

【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』

【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』

【001~】 短篇集『short TaleS』
 

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