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この季節が近づくとワクワクする。40代半ばになってもそう。子どもの頃は下町にある母の実家の3階でベランダから一直線に繋がるリビングを風が吹き抜けて、冷奴とトマトをビールでつまみながら野球中継に熱中する祖父や叔父を風鈴が「リンリーン」と涼めていた。学生の頃は繁華街を友達とねり歩いた。雑居ビルの裏通りの室外機達が「ヴーン」と唸り合いながら熱風を出している。なんだかそれが心地良かった。そして現在、、。子ども達のキラキラした姿を眺めるのが趣味になった。自分の事ながら良い歳の取り方をしているのではないかなと思えてくる。今は昔より夏が暑過ぎて、私は徐々に冬派へ転向傾向だ。先日朝の情報番組で夏の節電の話をしていた。若い女性アナウンサーにベテランコメンテーターが「夏は好き?」と聞いたら「私は夏派ですね!」と爽やかな笑顔で答えていた。夏は今も若者を中心にワクワクを与えているみたいだな。
青春
公開:22/06/26 08:12
更新:22/06/29 10:05
#夏#下町#懐かしい#思い出

ぽんた!

『何か新たしい事をしてみたい!』と考えた時、昔よく詩を書いていた事を思い出しました。
小説は初めてですが挑戦してみよう!!と思います。
読んで頂けたら嬉しいです。
誰かの気持ちに寄り添えるような、そんな小説が書けたら良いなと思います。

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