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「あの本、どこへ置いたかな」
いくら探しても、見たい本が見つからない。
そこで次郎君は、先日、押上博士から預かった「記憶・増強サプリ」を飲んでみた。
このサプリは開発途中のクスリだ。記憶力が冴えるという。
サプリを飲み、頭の中に「検索の窓」を想像し、そこにイメージで文字を打ち込む。
しかし頭の中には「検索結果はゼロ件です」と出た。
彼は困ったが、ふと、ある事を思い出した。
「そういえばあの本を買った時は、友達の健一と一緒だったな」
次郎君は、健一君の顔を思い浮かべた。
そのとたんに、頭の中に「検索結果1件“机の下”」と出た!
おや!と思い、彼が自分の机の下を見ると、果たして!そこに探す本が落ちていた。
この話を聞いた押上博士は言った。
「君の友人との思い出が、いい刺激になったようだね。あのサプリはまだ開発の余地がある。でも、君は大切な友人を持っているようだね。それは確かだと思うよ」
いくら探しても、見たい本が見つからない。
そこで次郎君は、先日、押上博士から預かった「記憶・増強サプリ」を飲んでみた。
このサプリは開発途中のクスリだ。記憶力が冴えるという。
サプリを飲み、頭の中に「検索の窓」を想像し、そこにイメージで文字を打ち込む。
しかし頭の中には「検索結果はゼロ件です」と出た。
彼は困ったが、ふと、ある事を思い出した。
「そういえばあの本を買った時は、友達の健一と一緒だったな」
次郎君は、健一君の顔を思い浮かべた。
そのとたんに、頭の中に「検索結果1件“机の下”」と出た!
おや!と思い、彼が自分の机の下を見ると、果たして!そこに探す本が落ちていた。
この話を聞いた押上博士は言った。
「君の友人との思い出が、いい刺激になったようだね。あのサプリはまだ開発の余地がある。でも、君は大切な友人を持っているようだね。それは確かだと思うよ」
ファンタジー
公開:22/06/19 13:47
雑貨関連の仕事をしています。こだわりの生活雑貨、インテリア小物やおもしろステーショナリー、和めるガラクタなどが好きです。
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