モスキー党

この国の政治をモスキー党が執り行うようになって早数年…国民は痛し痒しな生活を強いられていた。
このモスキー党。税金の使い方が上手い。上げ方が上手い。逃げ方まで上手い。
国民からの血税を真っ当な理由で消費する。真っ当な理由があるからこそ、国民は納得せざるを得ない。
蚊に血を吸われるが如く、痛みを伴い、歯痒い思いをするが了承してしまう。
モスキー党もまた、あまり血税を吸い上げすぎると叩かれると分かっているからこそ、絶妙な増税を繰り返す。
血税を徴収者に戻す事は出来ない。その代わりモスキー党は、未来を担う子供達の為に血税を使用する。
未来を担う子供の為と言われては、誰もがモスキー党を認めざるを得なかった。
モスキー党の構成員はほぼ女性。さらに生活を担う主婦達の声を何より聞き入れる。
血を吸う蚊の殆どは雌だと言う。
モスキー党と蚊の生態に繋がりがあるかどうか現在、野党が中心となり研究中である。