バラと万年筆

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人生は花である。これは物の例えだ。
バラ色の人生、なんて言葉があるだろう?人の生き方は花に似ているんだ。一人一人違う花で違う色が咲く。それを楽しむのが人生の醍醐味である。
まあ、最近では万年筆を持ったバラばかりを見るけどね。
これも物の例えさ。万年筆とは書き刻むもの。一度書くと万年残る、と言われいる。まるでSNSのようだね。
私の場合だと執筆で一花咲かせようとSNSに投稿する。もしかしたらそれが後世まで残る作品になるかもしれないからね。
ただそれも、良い事ばかりではないだろう…
SNSの書き込みが消えないものとなり、棘となり誰かを傷つける。最近よく見る光景だ。
しかも傷ついたところで誰も万年筆を手離そうとしない。それどころか率先して自ら刺々しいバラへと変化していく。そして、赤い花を咲かせる。
燃えるような真っ赤なバラは炎上するSNSを示唆したものか…
バラに万年筆。美しくも恐ろしい世界だ。
公開:22/06/02 20:31

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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