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悲しいことがあった。
元気を出したくない気分である。

そんな中、しとしと静かに降る雨音は、そんな私を静かに癒しなだめてくれる存在である。

心地よい眠りへ|誘《いざな》おうとしてくれる。

すると、私はつい飴玉に手を伸ばし、口に入れてしまう。

元気を出したくない私を、ほんのり広がる甘さで包んでいく。

そして、少し元気を取り戻していくのであった。


いつだって、雨と飴は私にとって、元気を回復させてくれる自然の恵みである。
公開:22/05/30 21:05

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