心に明かりを灯しましょう

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国が不景気だと大人は暗い顔をする。大人の暗い顔を見て、子供も暗い顔になる。
夢も希望も持てない社会に大人はため息を吐く。大人のため息を見て、子供もため息を吐く。
これではダメだ。終わらない悪循環に心の闇ばかりが深くなる。せめて子供達には明るくあって欲しい。
だから今、LED電球を子供達の体内に取り付ける活動が活発化している。
省エネで明るいLED照明で心の闇を照らしていく。おかげで子供達は不景気の中でも笑顔で過ごすようになった。
中にはわざわざ白熱電球を子供の体内に取り付ける親もいる。
白熱電球はLEDに比べるとコストも消費エネルギーも高く、明るさだって落ちる。それでも白熱電球を使うのは子供達の心に熱い何かを与えたかったからだと思う。また。豆電球は発明家の必須アイテムとも言われていたから、それにあやかろうとしたんだと思う。
だがその親の多くは気付いていない。白熱電球はLEDよりキレやすい。
公開:22/05/28 20:40

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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